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広西の「新・三種の神器」が海外進出―中国

Record China / 2024年3月21日 5時30分

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新エネルギー産業の急速な発展に伴い、広西チワン族自治区では「新・三種の神器」(電気自動車、リチウム電池、太陽電池)製品の輸出が持続的に増加し、貿易の新たな目玉となっている。

新エネルギー産業の急速な発展に伴い、広西チワン族自治区では「新・三種の神器」(電気自動車、リチウム電池、太陽電池)製品の輸出が持続的に増加し、貿易の新たな目玉となっている。統計によると、2023年に広西の「新・三種の神器」製品の合計輸出額は前年の2.9倍の155億7000万元(約3223億円)に達し、広西の輸出成長率を2.8ポイント押し上げた。広西の「新・三種の神器」製品は主に民間企業や外資系企業が輸出しており、EU、ASEAN、インドが3大輸出先となっている。このうち、電気自動車は主にEU、リチウム電池は主にインドに、太陽電池は主にASEANに輸出されている。

工業の要衝である柳州市は、上汽通用五菱汽車の「125プロジェクト」、東風柳汽の新エネルギー車「龍行プロジェクト」、広西汽車集団の新エネルギー車強化プロジェクトを主な足がかりに、世界の新エネルギー車産業における重要拠点の構築に力を入れている。

統計によると、2023年、上汽通用五菱汽車の総輸出量は前年比9%増の21万1500台に達した。新エネルギー車は柳州およびその他の通関地から前年比165%増の累計2万4094台輸出された。インドネシア支社は2023年、新エネルギー車の実売台数1万651台を達成し、前年比130%増となり、新エネルギー製品の市場シェアは46%を超え、細分化市場で首位に立った。


同じく海外市場で「爆発的人気」となっている製品に、「メイド・イン・広西」のリチウム電池がある。南寧市では、新エネルギー電池産業がゼロから成長し、産業チェーンの一部として延伸的発展を実現した。同市は比亜迪(BYD)の世界最大の電池生産拠点として、電池製造業に代表される新興産業クラスターの集積を積極的に推進している。

近年、広西で風力発電、太陽光パネル、蓄電など新エネルギー重点産業が急速に発展し、産業構築がおおよそ整い、クラスター化し、風力発電装置製造企業11社、新型蓄電池関連企業22社以上が進出したことは特筆に値する。

南寧市の税関関係者は「以前の衣料品、家電、家具という貿易の『旧・三種の神器』から、現在の『新・三種の神器』への移行は、広西の輸出製品構成がさらに最適化され、貿易が安定の中で質を高めていることを反映している」と指摘する。

「新・三種の神器」の海外進出を促進するため、広西は今年に入り、貿易企業の国際競争力強化を支援する多くの措置を打ち出すとともに、金融や信用保険などの面で積極的に協力して支え、企業の輸出拡大を後押ししている。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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