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「トートバッグ」使用時に清潔感がない人の特徴。“安っぽく見せない”ポイントをプロが伝授

日刊SPA! / 2024年4月26日 15時52分

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カッチリしすぎないビジネストート

トートバッグは、リュックやショルダーバッグとは違い、片手が塞がってしまいます。この不便さを上まわるメリットは、服に余計なシワが入らないことでしょう。この“余計なシワ”こそが、「清潔感を損なう原因」だと知っている人は、トートバッグを好む傾向にあるのではないでしょうか。
しかし、一方でトートバッグを使っていても「清潔感がない人」も一定数存在するのも事実。「余計な色遣い」や「安っぽい質感」など、要因はさまざまですが、根本的な問題は「形状を認識しているか否か」だと私は考えています。どれも似たように見えても、カジュアルからドレスまで、実は幅広い形が存在しているのです。

そこで今回は、「清潔感あるトートバッグ選びのコツ」について、『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者が解説します。

◆「主役」ではなく「脇役」として選ぶべき

バッグの種類で、選び方の正解も変わります。たとえばPCケースのような見た目のクラッチバッグ。流行も終わり、最近はあまり見かけませんが、これはアクセサリー感覚で選べるバッグです。

ところがトートバッグの場合、存在感が強すぎるものは、清潔感を損なうもの。どんなに小さかったとしても、トートである以上、「バッグと服を馴染ませること」が正解です。そういう意味では、全身のコーディネートに無害なトートバッグをおすすめします。

色遣いについても、1色もしくは2色までが良いでしょう。3色以上でパーツ毎に余計な色が散りばめられたトートでは、「服に余計なシワがついていない」ことよりも、「バッグの存在が悪目立ちする」というように見えかねません。

トートバッグ自体が主役にはならない、服装に馴染むシンプルなものを選ぶことが大切です。

◆カジュアルな恰好には合わせづらいものも

シンプルなトートバッグのなかには、ビジネストートと呼ばれるものが含まれます。カッチリしたジャケット姿に負けないレザーの上品な質感や、黒・紺・茶など、ビジネスカジュアルに合う配色のものが多いため、ジャケット姿にマッチします。ただしカジュアルな恰好には合わせづらいのです。

分かりやすい例として、パーカーなどのリラックス系カジュアルに、黒レザーのビジネストートでは違和感しかありませんよね。これはバッグの「ドレス感が浮いてしまっている」状況です。

カタチ・色・素材が似ていたとしても、革のなめし方やステッチなどの縫製によって、「トートバッグのドレス感」も変わります。言語化は簡単ではありませんが、トートバッグを形状で認識するのではなく、バッグの「しっかり感」を意識してみてください。

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